朝早起きして、奈良深南部のボルダーへ。天理から3時間、山道で僕はすっかり酔ってしまい、だらしなく助手席で寝てました。スミマセン m(_ _)m
山奥の川原沿いに巨大な花崗岩がごろごろごろごろこれでもかと転がってる!す、すごすぎる〜。しんくんとアニが既に到着していて、以前登ったというラインを再トライ中。120度くらいの壁の途中のホールドをスクイーズしてスタートして、まったりリップを止めるのが気持ちよさそう。いそいそとやってみるが、なかなかリップが止まらない。一瞬止まってるんだけど、足ブラに堪えられずに落ちる感じ。気分転換にその右のスラブをやってみる。ホールドはそんなに悪くないんだけど、距離や向きの関係で意外とバランシー。3回くらいトライして完登。4Qくらいかな。
朝方は日が射さずに寒かったが、日が射すとどんどん暖かくなって、初夏の陽気。裸族にならないとやってられないくらい。再びさっきのラインをトライしてみる。しんくんに足の位置と腰の入れ方をアドバイスしてもらったら大分いい感じになって、リップはほぼ止まるようになってきた。でもそのあとの乗り越しもけっこう悪い!ひとまず気分転換に、入り口付近の凹角スラブをやることにする。
スラブでは笠置以来の東君他、桜井の道場のメンバーがセッションしていた。凹角とその右のスラブと2本ラインが取れる。凹角の方をアニ、しんくん、づやさん、僕でセッション。日も照ってきたせいかみんなけっこうてこずったけど、なんとかクリア。僕がラス抜けで、なんとかアローンにならなくてよかった〜。
東君達は途中で移動して行ったので、そっちを見学しにいく。トライしているどっかぶりのラインは150度以上あるけど、ホールドは顕著で楽しそう。あとでやってみよう。とりあえず、最初にトライしたラインが気になったので、戻ってづやさんとトライ。ここの岩は殆どつるつるに磨かれていて、指皮にはやさしいんだけど、このラインのスタートの右カチだけはけっこうがっつり指皮を持っていく。僕は昨日既に穴が開いていてテーピングぐるぐるだったのであまり関係なかったけど、づやさんはこのトライでかなり大きな穴が開いてしまった。僕の方は右手リップを取ってから、左ヒールフックで左手もリップを取るところまでいったが、それまで!残念、またトライしにくることはできるだろうか!?
みんなを探すと、さっきとは別の大きい岩で今にもセッション開始な雰囲気。かぶっていて、右から左にトラバースしていき、中央を直上。中央にあるサイドガバをランジかデッドで取るのがすごい遠そう。最初は皆右足ヒールフック&左足振り子ランジでトライしていたが、なかなか飛距離が伸びない。試しに左足カチで蹴り出してみたらサイドガバに触れた!この蹴り出しはしっくり来る人と来ない人がいて面白かった。宮田君が一回ガバを止めた!初段の香り?ニ段の香り?
皆はここで昼食タイム。その間、僕はいろいろ岩を見てまわる。ほんとに岩は無尽蔵で、いくらでもラインが引けそうだ。途中、東君達がセッションしていた150度岩が気になったので、トライしてみる。力がいるけど、ムーブは見てわかっていたので、なんとか一撃できた。
昼食後、みんなで少しだけプロジェクトを触る。宮田君がムーブをなんとか解決したけど、繋げるのはかんなり厳しそうで、とりあえず、別の課題を触りにいく。入り口近くのでかい岩で、しんくん、アニと一緒に水際のプロジェクトを触ってみるが、力がいるムーブでしんどい&水に落ちそうでこわい!もう少し現実的な左端の垂壁ラインをセッションする。リップまでは遠いガバを大きいムーブで繋いでいって気持ちいいが、最後のマントルが悪い。右手縦カチで、左手ガバをひいて左手に手に足っていう、しくったら絶対にヤバイ落ち方をするムーブ。何度か恐さに負けて落ちたが、最後はみんな完登できた。ここでも僕はラス抜けで、執念のアローン回避 (^^;
僕は今日中に東京に戻らないとならないので、名残惜しいが3時半頃上がらせてもらう。帰り間際に東君が見事なあまごを釣り上げていた。帰りの車も僕はダメダメで爆睡してしまいました。づやさん、スミマセン。奈良駅まで送ってもらってありがとうございました!熊野&道場のみんなも遊んでくれてありがとうございました!またどこかでセッションしましょ〜。