びしょ濡れ岩場で途方に暮れ夫

BudgetでGM系列のワゴンをレンタルし、まずはダウンタウンへトポの調達に向かう。SpittleHillとQuantumFieldが両方載っている「Rock Deluxe」と、SpiitleHillのみが詳しく載っている「The Definitive SpittleHill Climbing Guide」を一冊ずつ購入。この国は日曜は店舗等も休みのところが多いらしく、街中がひっそりしていて空恐ろしい。
準備も済み、CastleHill目指してRoute73を北西へ進む。途中のDarfieldのCafeで昼食。スーパーがあるのは、CastleHillまででここが最後らしく、水や果物を調達。そこからさらに15分程で、一週間の常宿となるSmylies Accommodationに到着。ここは奥さん(ケイコさん)が日本人で、旦那さんも日本語が上手で、おかげで今回の旅では英語のストレスに全く悩まされずに済みました。何やら予約がうまく入っていなかったらしかったのですが、雪が少ないせいでスキーヤーのキャンセルが多かったらしく、なんとかツインとダブルを押さえることに成功。
さあ、これで何の憂いも無し。一路CastleHillへGo!しかし、CastleHill方面の山々は怪しい雲行き。。。徐々にフロントガラスに雨粒が当たるようになり、CastleHillに着いたときには、しとしとと雨が降り続く状態。噂通りおびただしい数の巨岩が転がっているが、それらは遠目にも黒く濡れている (T T)
しかし、ここまできて何もしないのは諦めがつかない。手ぶらで岩を見に行ってみると、雨は一方向のみから吹きつけており、逆側は濡れていないところも多い。場所を選べば登れるかもと思い、車に道具を取りに戻って、いくつか登ってみることにした。
SpittleHillの入り口近くの岩が比較的乾いているので、V2,V0と続けて登る。石灰岩だがフリクションはよいところがおおい。また、形状的にクラックが多くて、トポを見るとフィンガーからチムニーまでいろんなサイズがボルダープロブレムとして存在している。これは素晴らしいかも。せっかくなので、V2のOffwidthと書いてある課題にトライ。実際はチムニー登りからフレアクラックに体をこじ入れると上部はハンドが効いて快適。う〜ん、面白い。
続いて、V6のTricky。これはどっかぶりハングで、ワーホリ*オンサイトのビデオで見て気になっていた課題。かなり被りがきつくて、出だしの一手が出たのみ。でもムーブは面白そう。
最後にV1の課題を頑張って登ったところで、大分岩も濡れてきたので終了。初日はこんなもんでしょう。でも明日からちゃんと晴れるのか、心配だ。。。