タコス屋から眺める夕陽

二日酔いの頭を抱えて起床 (^^; SN君はマジで調子悪そう。今日は羽金山で昨日お世話になったゆかるさん達が糸島のボルダーで一緒に登ってくれる。なんと朝食までエダさん邸で頂き、もうホント西に足を向けて寝られません m(_ _)m エダさんご夫婦とたま子とすね吉にご挨拶していざ出発。
芥屋の駐車場で集合して、エリアへ移動。ここの海は沖縄の離島級にすごい綺麗で感激。石ころが積み重なった海岸線を20分くらい行くと、ごろごろと大きな石が積み重なっている。とりあえずラインを物色。うーん、いくらでもラインとれるなぁ。
さて、ぼちぼち登り始めよう。まずは簡単そうなマッターホルン状の岩のスラブでアップ。簡単なんだけど、昨日くらいからコブラのソールに1センチ弱の穴が開いてしまって、スラブは怖かった。この旅が終わったら買い替えだなぁ。ヘルメス印のJタイプがいいかも(違
ここで、和尚さんがクーラーボックス片手に登場。O平君といそいそとご相伴にあずかる。九州のボルダーの話をいろいろ聞くが、個人的には「ラジオのついたクーラーボックスが欲しい」という和尚さんの一言が大ヒットだった(^^; 俺も買って車に常備しよう!
さて、みんなの集まっているところへ行ってみると、見事なルーフクラックのあるボルダー。右側のクラックが入った凹角スラブを登って、続いて4メートル強の高さに大きな穴が遠目の間隔であいたフェースにトライ。ほんと、各ポケットが微妙に遠くて、足も微妙に滑りそうでいい課題。何とか一撃。この課題の真ん中の穴を限定して、ランジで遊ぶ。SN君、ランジっつうかスタティックで一抜け。
続いて、奥に見えているサイコロ状のボルダーの前傾ラインに行こう!と思ったのだが、さっきのフェース課題のカンテ左を回り込んだところにあるラインになぜかはまる。もぐりこんで離陸したり、キョンで離陸したり、みんないろいろ試すが、リップ取れず!ややしょぼめのラインだけど難しかった。さっせんした!
やっと本番の前傾ラインへ。あとで聞いたら「とったん」という課題らしい。かっこよすぎ!なのだが、僕はアンダーガバからカチがどうしても止まらない。落ち込むなぁ。SN君が程よく打ち込んでまたまた一抜け。和尚さんは左スタンスに立ちこんでから、惜しいところでリップに手が出ず。T代さんもいろいろなムーブでトライしてました。僕は1回だけカチが止まったけど、そのあと動けませんでした。途中、さっきの穴ぼこフェースの核心をK島さんが越えていくのが見える。が、上でぴたっと止まってこっちもどきどき。みんなトライを中断して見ていたけど、無事抜けたときには大歓声でした。いやー、いいトライを見せてもらった。
戻って、来る途中に教えてもらったラインをやってみる。丸っこい岩、足元1メートルくらいがガチャガチャしていて、その上につるっとしていて段々傾斜が緩くなるブランクがあって、水平クラックガバが走っている。いきなりノーハンドで立ち上がって、ブランク部分は結晶つまんで耐えてガバにデッドの一手物。うーん、なんだかとても好き。ランディングは1×1.5メートルくらいの平らなスペースがあって、余程すっ飛ばない限り安心。10トライくらいでうまくデッドして登れた。楽しくてもう一回登ってしまった。
駐車場で和尚さんに再びビールをいただき、まったり談笑。タコス屋の場所を教えてもらい解散した。皆様、案内していただき本当にありがとうございました!
タコス屋は思い切りピースな雰囲気で皆大喜び。海に沈む夕陽も最高に綺麗。ゆるゆるな店だなぁと思っていたら、ジャックジョンソンのライブのフライヤーが貼ってあって、しかもゲストがG.Loveというゆるさ加減にO平君と爆笑。
この日は作礼山キャンプ場というところに泊まる。作礼山という低山の山頂付近のキャンプ場で、宿泊施設以外なーんにもないところ。また買出しをしそびれた我々は、かろうじて余っていた焼酎で最後の晩餐をまったり終えたのでした。