石舞台エリアの掃除人(5級)

今日は大分の八面山へ。箱バンでまったりと進んで行くが、予想外に遠く、二時間強で到着した。100岩のトポに載っている各エリアはそれぞれ離れていて、車で移動した方がよい。まずは一番上の無線のボルダーへ。クラックボルダーがでかくて、課題もまとまっているのでここで荷物を広げて各自トライ開始。
岩は安山岩だが、フリクションが効いていて、城山の岩質に似ている感じ(あそこまで脆くないけど)。中級クラックのあたりを登ってみる。けっこう高さがあって恐いが、ホールドが続いていて快適に一撃できた。続いて、デッドマン(2Q)をやる。最初はスタートから一気に上のクラックにデッドしていたが、遠すぎて届く気がしないため、左上のポケットを保持して右上にデッドするムーブに変更。しかし、体がぱつんぱつんで、足が滑って落ちてしまう。SN君はさすがにすぐに登ってしまった。SN君によると体がぱつぱつのときは、上の手を握りこむと足への加重が減ってスタンスが外れてしまうらしい。それを意識して何度かやってみたが、結局できなかった。SN君はYUZU(初段)があるあたりのラインをSDで完登していた。YUZUはランジの課題で、SN君が登ったのとは少し違うらしい。
続いて、下部のボルダーへ。名門岩でトライ開始。しかし虫が大量発生している!ONフェースや名門カンテをトライしたが、あまりの虫の多さに早々に退散して、石舞台エリアへ移動。こちらは岩の前が開けていて、多少虫が少ない。しかし、でかい!ベンチの前のあたりが5メートル近く。フレアー(5Q)、やさしいの!(7Q)、掃除人(5Q)を完登することができた。特に掃除人は難しくないものの、一番いやらしいムーブが最上部で出てきてすごいしびれる!グレード・恐怖感ともに古美山のリーチ(b)とそっくりだなぁと感じた。いい課題でした。K島さんも根性で完登していた。やるな〜。
この日は近くの耶馬溪町のキャンプ場でバンガローを借りた。が、このバンガローが笑えた。コンクリートブロック+トタン+サッシで、中学時代の部室そのまんま(w ここで宴会もなんなので、近くの居酒屋へドロップイン。ここで男性陣の漫画の趣味がほぼ同じということが判明し、その後旅の間中、漫画(ジョジョマスターキートン、バキなど)の話かクライミングビデオの話ばかりしていた。