本日はローカルの方々と合流して長崎の野々岳へ。安山岩でさまざまの傾斜と高さのボルダーが密集したナイスなエリア。一番てっぺんは海を臨む高台で、ひなたぼっこしているだけで気持ちいい。
課題のタイプはルーフからスラブまでなんでもござれ。傾斜強めで3Q程度の課題がたくさんあって、ジムライクなクライミングが楽しめる。3Qを2本登ったあと、「1Q前後の奴で戦ろうぜ」とKEIさんからの挑戦が。いつ何時誰の挑戦でもうける、ボルダリング界のストロングスタイルを目指して、カンテの2QでRound1。しかし出だし付近のバランスが難しく、二人ともあっさり敗退。気を取り直して、きたやまにあさんが打ち込んでいた2QのスラブフェースでRound2。この傾斜はやはりKEIさんに分があり、あと一歩まで迫られたが、足元が切れ落ちている恐怖のせいか、抜けきらず。首の皮一枚で引き分けとなる。
で、再びてっぺんのエリアに戻り、ルーフからカンテを回り込んでスラブに抜ける3Q課題でRound3。このころはけっこうビールが効いていて、1トライごとに息切れ切れだったが、なんとか完登して面目を保つ。
ここでアクシデント。偉大過ぎる私に追いつこうとこの課題にトライするKEIさんをスポットしていたのだが、落下するKEIさんを、右手の人差し指と親指の間で受け止めてしまい、右手親指を突き指してしまった。ドジこいたー。とりあえず消炎スプレーしてガチガチにテーピングして、あとはおとなしくしていることにする(ちょっと登ったけど)。あとでSN君に聞くと、スポットの基本にサムズインというのがあって、要は親指は人差し指から離さないようにして、手のひら全体で受け止めるということ。言われてみればおっしゃるとおりで単純なことなんだけど、経験するまで気づかなかった。いい経験になりました。
ぱんさん、O崎君弟、U子さんはルーフの初段に打ち込み。弟は見事完登!ぱんさんもムーブ解決してしまい、登るっきゃない!って感じだったが惜しくもつながらなかった。
また、ここでは長老さん他、大西工業の皆様とも合流して、いろいろお話しすることができた。特に、あくびさんと「よしこ食堂」と「オトーリ」の話ができたのは大満足。最近はクライミング旅ばかりだけど、飲んで泳ぐだけのビーチキャンプも久々にやりたいなぁ。
帰りの車中では、寺島進の名前がどうしても思い出せなくて気持ち悪かった。夕食がてらO崎家近くの居酒屋で宴会。本当は10時には切り上げ、SNくん・KEIさん・僕は博多に向かう予定だったのだが、酔いと皆さんの好意に甘えてしまい、もう一泊させてもらうことに。ぱんさんはジャパニーズホラーをオールナイトで見ると息巻いていたが、タッチの差でTSUTAYAが閉まっており断念。