• アルマジロ(5.9)…OS(マスター)
    • ガバ丸(5.10a)…OS
    • ウィリー右(5.11b←大嘘)…ボルト1ピン目までをロープレスでムーブを探った
    • カラヤブリ(5.12a)…抜けられず(2try、ボルト6ピン目まで)
    • 割り箸(5.10d)…OS(マスター)
    • ガバ丸(5.10a)…RP(再登、クールダウンで)

昨晩はM野邸にお邪魔してプチ宴会。悟空ハング登れたし、エビスで乾杯。う〜ん、ささやか。今日は初めての岩場の神戸岩。アプローチはけっこうな急勾配を10分くらい登る。どっと疲れた。林の中の岩場は横幅はこじんまりとしているが、縦が長い!これは感動。真ん中辺りは、20メートルくらい?途中に棚もなく、すっきりと上部までうすかぶりが続いている。
まずは左の短めのルートでアップ。アルマジロはボルト3本だが、けっこうボルト間隔が長くて怖い。ルートはガバのみで快適だが、5.10aでもいいように感じる。ガバ丸も最後にワンポイントの核心があって、5.10bくらいに感じた。石灰岩だが、琉球石灰岩のようにガビていて手に痛い。
続いて、ウィリー右の下部をロープレスで探ってみる。つるっとした垂壁で、細カチが続く。すげー難しい。。。1級近くある。けっこう燃えてしまい、10トライ位したが、クリップできるところまで進めなかった。ウィリー左(5.10b/c)の方がルートとしては自然なライン。右は、1ピン目上のガバまでのボルダープロブレムとして楽しめる。下地がいいので、ボルダラーなら燃えるはず。
ウィリーが難しすぎるので、M師匠がやっているカラヤブリをやってみる。これは今日一番狙っていたルートなのだが、下部がかなり染み出していて躊躇していた。M師匠に聞いたら、ホールドを選べば登れるようだ。その通りで、4ピン目までは比較的スムーズにいく。ここからがトポにも書いてある核心で、かなりパワフル。5ピン目のクリップができずに一回降りる。1時間ほど間をあけて再トライ。5ピン目の先は足が乏しくなってきて、ムーブの組み立てに時間がかかるが、なんとか6ピン目までクリップ。しかしそこまで。今日は腕の力が続かなさそうだ。カラビナを残置して回収した。
このまま終わるのもなんなので、一番右の特徴的なコルネが二本並んだ割り箸をやってみる。下部はガバガバに見えたのだが、意外に悪い。ボルト間隔が長くて緊張する。棚の上で休んでからコルネ地帯に突っ込む。ピンチは苦手でかなり冷や冷やしたが、パンプする前に足を上げて、ぎりぎりでオンサイトできた。星はないけど、けっこう面白いルートだと思う。ちょっと脆いところがあるので注意。
最後に追い込みでガバ丸を再登して終了とした。初めての神戸岩だったが、こじんまりとしていながら、グレードも5.9〜5.12aまで幅広く揃っていて、非常にいい岩場だと思う。左右のボルト間隔が狭いのはいまいちだが、上下のボルト間隔は広い (^^; 悪いムーブが少なく、持久力を試されるので、ごまかしが効かない。ただ、登る人が少ないようで、一部のルートは埃が溜まっていた。