O平君が名古屋に帰郷中ということで、一緒に古美山に行くことに。名古屋駅から車で小一時間くらい走ると山々っとしてきて、駐車場からアプローチ1分で花崗岩の宝庫。今回は初めてなのでメジャーな課題をめぐってみる。まずは有名なリーチロックへ。

のみ上がり(a)
東一局からしょぼい上がりかと思わせるとそうでもなく、緊張感のあるスラブで楽しい。カチと大きな結晶で登っていく。一撃。
リーチ(b)
ホールドはカチが続いているが、中間部のガバカチから次が遠い。高さもあって緊張する。好課題。5撃位。

10時頃から登り始めたけど、日が当たって暑かった。夕方くらいまでここはずっと日が当たるみたい。続いて、一手ロックへ。

パンのカンテ(c)
地元ではパンカンと呼ばれて親しまれているとか。本当は左手でパンと音を立ててスローパーにデッドするらしいんだけど、あまりに止まらず業を煮やして、一気にリップにランジしてしまいました。20撃位。古美山クライマーの方が正当な手順を見せてくださいましたが、僕にはどーしても無理でした。カンテの足裁きはけっこう自信あったんだけどなぁ (´・ェ・`) でも、ランジでも楽しいよ。

だいぶよれたが、まだまだ日は高い。今までスラブっぽいのが多かったので、少し気分を変えて、かぶっている裏ドラをやる。

裏ドラ(b)
ちょっとスコーミッシュを思い出しました。どっかぶりにでかいホールドがどーん、どーんと続いている。最後はガバマントルで気持ちいい。地元ではいろいろ限定したりして楽しまれているみたい。10撃位。

再びリーチロックに戻って一難去ってとかを冷やかしてみるが、よれよれでお呼びでない感じ。bで面白そうなチーをやる。

チー(b)
一番右端からSDで登った。2、3手手数が増えてちょっと楽しい。カチで左上しながらトラバースする。最後のマントルはしびれる。7、8撃。

最後にサイコロ岩というひく〜い岩へ。

ゴメンナサイ(c)
まったりしたリップでいきなりマントルする課題。これは簡単に感じました。得意系?2撃。

以上で終了。痛いという噂の古美山だったが、まぁそれなりかな〜。結晶の荒さは王子ヶ岳とか遠見山と同じくらい。関東で言えばスパイヤーくらい。とげとげのスローパーにデッドとかすれば痛いでしょう。グレードは古美山式で、100岩場によるとa=10〜7級、b=6〜5級、c=4〜3級、d=2〜1級、e=1級〜初段、f=2段以上とのこと。こういうアバウトなグレードっていいですね。ぎすぎすしなくてホッとします。
最後に大給城址を見学した。ここはハイボールの宝庫って感じ。こえ〜。。。強くなって戻ってくるぜ。いつ?