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O平君、K島さんとカナダにクライミング旅行に行ってきました。
エアカナダのエコノミーではほとんど寝られず、時差ボケ確定。寝ぼけまなこでバンクーバー空港に降り立った。THRIFTYというレンタカー会社で予約していたJEEPのチェロキーをゲット。マット2枚積んでも全然余裕の広さで、一日一台5000円ちょっと。
まずはO平君に運点をお願いするが、慣れない右側通行で大変そう。加えてレンタカー会社の地図はバンクーバー市内の簡易なものだけで苦労したが、迷いながらもなんとか1次間弱で市内を脱出した。そこからはひたすら99号を北上。99号沿いはひたすら花崗岩がむきだしの崖がそそり立っていてどこでも登れそうだ (^^;
しばらくすると前方にChiefの大岸壁が登場。でけ〜。。。今まで見たどの岸壁よりでかく、海外のスケールのでかさを実感。とりあえずSquamishのダウンタウン(Chiefの駐車場から車で5分)へ行ってマックで腹ごしらえ。
セブンイレブン(マックに隣接)で飲み物を調達して、さっそくGroundwall下のボルダーエリアへ。14:00過ぎだからか、駐車場にはあまり人気がないが、歩きやすい林の中のトレールをたどると、エリアにはけっこう人がいるようだ。といっても、エリアの規模がでかいので、空き具合は小川山の水晶スラブ下ボルダーくらい。まずはViperエリアでアップすることに。
- Squamish Days(V0)
- ガバガバのフェイスをSDSで登る。4つ星だけど、なんてことない課題。
- Fried Ant(V1)
- 同じくガバガバのフェイスだけど、ホールド間隔が適度にあり、ムーブが必要で面白い。少しマントルが緊張した。
アップを終えて、Black DykeエリアのSloppy Poopy(V4)をやることにする。
- Sloppy Poppy(V4)
- SDS。RampageでTiffany Campbellが登っている課題。高さ3.5メートルのフェイス。かぶっていて、全身にきます (^^;
ローカルが登り方をデモしてくれた。う〜ん、キーホールドがカタカタいってるけど、みんな気にせず登ってるようだ。何度かやっていると上部のスローパーの核心まで行けたが、たった7手なのに指が開いて落ちてしまうという絶妙な課題。トポ通り、星5つ。でも登れなくて残念。。。既に体バキバキ。
Superflyボルダーでegg(V11)を見学(ありえないホールドだった。。。)して、Easy chairエリアへ。スラブのボルダーで、着かれた腕を癒す。
- Slabicus(V1)
- カンテスラブ。6Qくらい?
- Centre Slab(V3)
- 離陸できず(ガーン)。O平君がいいところまでいった。
再びかぶり物モードへ。Squamishはホントにかぶりがきつくて、ホールドもガバカチが多い。インドアに強い人はとても楽しめるでしょう。
- BackTrack(V2)
- SDSから2手出して、立ちこんでマントルを返す。面白い。
- Largonian Bulge(V1/2)
- どっかぶり。2手目が遠すぎてできず(T-T)
- Dyke Surfer(V0)
- 斜めホールドのガバカチをバランスでつないでトラバース。
だいぶ体も指皮もへたってきた。最後に気になっていたTitanicボルダーへ。多くのローカルで賑わっていた。
- Titanic(V3)
- かぶりカンテをカチで登る5つ星!
- Twister(V1)
- ガバのフェイス。
- Made In The Shade(V1)
- 寝たフェースをちびカチでつなぐ、小川山っぽい課題。
結局19:30まで登ってしまった (^^; この時間になると、林の中はフットホールドが見えづらくなってくるので限界でしょう。
夕食はLotus gardenという中華料理屋で食べたが、これはまずかった。。。史上最悪のディナーでした。中華料理は世界中はずれがないと聞いていたのに、裏切られた気分だ。モーテルでエールビールあおって撃沈。