朝、7時起きの予定が気づくと8時。ばたばた慌てて出発。吉野を過ぎて行く道は去年から数えて5回目?殆ど見覚えのある風景になってきた (^^; 道中まるちゃんが眠りそうになる度に、なぜか猫ひろしが登場して起こしていた。
深山付近でしんくんや初対面のよっちゃん達と合流し、エリアへ。まず初めに、魚飛渓としてロクスノに紹介されたエリアへ見学。なにやら全然面影がないらしい。大雨で、下地の上下はもちろんのこと、岩がなくなっていたり出現していたりしていたようだ!ゲンカンテは高さが腰のあたりまでになってしまったとかw
で、今日はより上流のエリア。白くて、きれいで、でかい!のがごろごろ。凄い。ここでも10メートル大の岩が「新たに」出現していた。ちょっとした広場があるスラブの前で荷物を降ろし、クライミング開始。まずはこの岩のスラブをやるが、めちゃめちゃ磨かれた花崗岩で、僕はちっともスタンスに立てない。へっぴり腰になっているようで、何度も落ちてしまう。結局、少し左のラインから完登。また、この岩の右のスラブカンテは、手はガバガバなのに、足がつるつるで、胃が痛くなるようなクライミングでかなり面白かった。その後、気になっていたスラブ岩の側面にある垂直のカンテが気になっていて、づやさんと一緒にトライ。しかし、足が悪くてなかなか進めず、敗退。
チョックストーンがいっぱい詰まったフィンガークラックへ移動。これはフィンガーがバチ効きで、比較的あっさり登れた。しかし、2回目登ろうとしたら指残置でぶら下がってしまい、すげー痛かった。次にフィストクラック。これは3手ほどだけど、微妙に広くて拳が吐き出されそうで怖い。教科書どおりにポンピングして完登。続いてセッションした岩は、怒張していた。。。初登したら(初登者名)の○○○という課題名になるということで、世にも珍しい「初登しない争い」が勃発。この課題はマントルを返すシーンが実に絵になります。
大分日も陰って寒くなってきた。しんくんに奥の方にあるどっかぶりに誘われるが、その前に、最初にあきらめたカンテラインがやっぱり気になって、一緒にトライ。このカンテ、頂上付近の真下にちょうど70センチ大岩が落ちていて、すげーこわいんだけど、しんくんは安定した登りで一撃!恐怖をコントロールしたかっちょいいクライミングでした!その後、しまぼー君とよっちゃんも参戦。僕も頑張って少しずつ高度を上げ、なんとか登ることができた。このラインはすごい綺麗で、今回一番のお気に入りでした。
大分よれてきたが、振り絞って奥のどっかぶりへ。まず左の方の少し複雑な形状なラインでセッション。中間部の遠い一手をとって、最初にリップをつかんだが、心が折れて飛び降りる。高さと傾斜に負けてしまった〜。その後みんな続々完登して、アローンになってしまったが、アローンでもなんでも今日はもう怖くてやれませーん、って感じでした (^^; 次にその右側にある、カチのどっかぶりライン。抜けは後ろにも壁がかぶさってきていて、その隙間を抜けていくことになりそう。Free Huecoのワンシーンみたい。見た目ホールド/スタンスも豊富だったけど、予想以上に悪く、結局完登者なし。これは面白かったので、また是非やってみたい。どっかぶり鍛えよう。
最後にみんなでよれよれの体に鞭打って、超マントル(初段?二段)を打って〆。しまぼーくんもしんくんもほぼ返せていたが、ずるずるずるっと落ちてきた。みんな言ってたけど、確かに最後にやれる課題じゃなさそうだな〜w
づやさん、行きかえり長時間の運転ありがとうございました。また、今回もすごいエリアで楽しく遊べて幸せでした。みんなありがとう。これからも、関東一南紀のエリアに詳しいボルダラー目指して頑張りますw